「私はポプラの葉っぱが大好きなのだ・・・そして私はポプラの落ち葉が大好きなのだ」とシュールレアリスム運動の総帥だったアンドレ・ブルトンが「水の空気」と題する詩の中に書いている。ポプラ並木と「ゆらゆらと日まわりのようにゆらめく」と書かれたサン・ジャックの塔と、ブルトンがナジャに出会ったラファイエット街が、我がパリの巡礼地だった。若気の・・・としか言いようがないけれど、ポプラはいつでも美しかった。綿毛の頃も、「ダナエ―の金貨」のような落葉の頃も。
エクリ所蔵の「樹」の本でいちばん数が多いのは、書名に「りんご」と入った本だ。とりわけ絵本が多い。『王さまのリンゴの木』『おばけリンゴ』『エレンのリンゴの木』『えんやら りんごの木』『ひめりんごの木の下で』『りんごのえほん』『リンゴの木』『りんごの木』『りんごのきにこぶたがなったら』『りんごの木を植えた男 ジョニー・アップルシード』の10冊が絵本。