「芸術新潮」7月号で、画家の諏訪敦さんがエクリの新刊「みどりのみち ひかりのはな」を紹介してくださいました。
エクリで出版してきた書籍は、どの本も企画段階から完成まで、長い時間がかけてきました。 「みどりのみち ひかりのはな」も発案は十数年前です。
間もなくエクリから上梓する書籍の印刷立ち合い中。
2024年は、私たち夫婦が営む出版社「エクリ」が30周年、そして自宅の図書室「木林文庫」が10周年を迎える、節目の年でした。30年というのは編集事務所として始めてからの年数で、最初の本を出してからは20年になります。この節目と、私たちの結婚50周年を記念して、一ヶ月ほどフランスを旅してきました。
最初の本を出したのが約二十年前になります。エクリという編集事務所はその十年ほど前からありましたが、しばらくは「木林文庫」という活動をしていたわけではありませんでしたが、何冊目かに長田弘さんの詩と、樹だけを描いている日高理恵子さんの絵を合わせた『空と樹と』という本を作りました。木にかかわる本の最初です。
木林文庫は、単に本を閲覧するだけの場所ではなく、時には「木林座」として映画会を開いたり、「木林バー」としてお酒を楽しんだり、あるいは「木林食堂」として料理教室を開いたりと、様々な試みを行ってきました。過去には中東料理のタジンやカレーの教室を開催したこともあります。