3冊
日本の森の怖い話というと『遠野物語』です。幽霊が出てくるというより、暗い森を歩いているとなんとなくもののけが憑いたような気がする、不思議な目に遭う、というのが中心です。
柳田国男の『遠野物語拾遺』にある栃の樹の言い伝えは文庫本の一頁に満たないけれど、この話もまた胸ふさがれる「恋歌」だ。
水木しげるが遠野物語を描いていて、いくつものエピソードがあります。その中の、森で不思議に出会う話が気に入っています。ちょうど百話目です。