森の妖怪関係で一番新しく手に入れた本です。ぜひ仲間に入れたいと思ったのは、挿絵が山村浩二さんだからです。この人の絵がものすごく好きで、見つけた途端に手に入れたいと思いました。文章は富安陽子さん、『やまんばあさん』を書いた方ですね。
妖怪一家九十九さんという、九十九というものに付く妖怪の一家の話です。おじいちゃんから子どもまでみんな妖怪で、お母さんはろくろ首、主人公はひとつ目小僧。ひとつ目だからハジメくんという名前が付いています。お父さんがぬらりひょん、お爺ちゃんが見越し入道。よくこんな変な名前を付けたと思います。
裏表紙にお母さんの首から下があって、表に回ると長い首が見えている。なかなか面白い挿絵です。最後のほうに、妖怪は夜のジメジメしたところが好きだというので、雨が降り出した時にみんなが集まってダンスパーティーをするシーンがあって、これが楽しい。シリーズの中で今回初めて読んだのですが、他のものも読んでみたい一冊です。
木林文庫チャンネル「森の妖怪」 32:23 / 33:13 / 33:40