「木林文庫」としてecritの事務所内に図書コーナーをつくり始めたのが2014年だったので、昨2024年が10年の節目。
文庫発足に際してつくった同2014年発行の冊子に載せた写真の様子は何も置かれていないに等しく、林間の空き地状態。
その後、暮らしの手帖の取材で撮っていただいた掲載写真では、ほぼ現在と変わりないので、4年で一気に増殖してきたわけです。
私たちは明確な構想に基づいて文庫づくりをしてきたのではなく、古書店やネットで関連本を拾い、近くの古道具店で小物を求めて、小片を自ら切り抜きつつ嵌め込んできたのだと云えます。
なにしろ、60平米程の生活空間の中でのやり繰り。
先の雑誌には「ここに住んでいるとは思えないけれど、住まいの気配がしている」とあって、それこそ、意識せずに目指してきた望みの空間になりつつあるのだろうと思う。














初出:note(2025年1月9日)
