2冊
シュルレアリストのアンドレ・ブルトンが書いた『ナジャ』も、うちに二冊あります。ブルトンでいちばん気になっている言葉は、ナジャと出会って間もない頃に彼女が言う一言です。——その星が心臓を持っていない一つの花の心臓のようなものだってこと、あなたにはお分かりにならないわね。——この言葉にブルトンが衝撃を受ける。いろんな人が引用する、とても印象的な言葉です。
アリスに関わる本の中では、まったく毛色の違う一冊があります。アンドレ・ブルトンの『黒いユーモア選集』です。いろんな著作から自分が気になった箇所を抜いた本で、この中にルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が引用されています。選ばれたのは「海ザリガニのカドリーユ」、ロブスターの踊りです。