4冊
パリで見つけて自分で買った絵本が、エリュアールの「グランデール」です。当時それを手書きで翻訳して、お誕生日プレゼントですよ、と言って渡しました。45年前のことです。その本を、30年ぶりくらいにエクリから出版することになりました。
エリュアールの詩「リベルテ」——「君の名前を書く」と繰り返して、最後にその名前が自由(リベルテ)になる抵抗の詩——を立体絵本にしたものです。妻と一緒にパリを旅行した時に、本屋で見つけました。
私と佐喜世が同じ本を持っていて、うちに二冊ある本があります。その一つが、エリュアールの恋愛詩集『愛』です。ゴダールもエリュアールが好きで、作品の中で時々引用して朗読しています。
僕は行く前からエリュアールが好きで、エリュアールをたくさん扱っている書店というのは、やはりシュルレアリスムの関係の書店です。リュクサンブール公園の真向かいにあった、ジョゼ・コルティという当時有名な出版書店。ブルトンやエリュアールの時からあった店です。去年行ったらもう無くなっていました。