2冊
木林文庫の一角に二本の悲しい木が立っている。一本は柳、そしてもう一本は栃の木である。
恋人たちの逢瀬とライラックの花房が分かちがたく結ばれている作品に、萩尾望都のコミック『ゴールデンライラック』がある。といっても、はじめの出会いはまだ幼い二人だ。