木

木島始、佐藤忠良 福音館書店 こどものとも絵本 2005年

木島始 文/佐藤忠良 絵『木』

文が木島始さん、絵が佐藤忠良さん。佐藤忠良さんは、佐藤オリエさんのお父さんです。

作りが変わっていて、いわば三色刷りです。「木」という文字が緑、ほかの文字が茶色で、デッサン自体はモノクロ。最初は幹だけで、だんだん芽が出て、春になって緑が萌え出てくるところからグリーンが入ってくる。木の成長にしたがって木島さんの言葉もだんだん力強くなっていって、「よし、うむうむ」「抱きついて登ってみよう」と。登ってみようというところで折込みの見開きになって、開いたときのでかさがそのまま「うっひゃー」という言葉になって出てくる。面白い構成です。

木林文庫チャンネル「木という一字の本」