ドイツの怖い森で最初に浮かぶのが『ヘンゼルとグレーテル』です。日本でもそうですが、しょっちゅう飢饉に襲われているから、子どもを口減らしのために捨てるということがかなりあったのでしょう。継母が旦那をそそのかす、父親は可哀想だと嫌がる、けれど飢えてどうするのと言われて捨てさせてしまう。実の母ではあんまりだというので、だんだん継母という設定になったと言われます。
家に帰れず森の奥へ入っていくと魔女の家に着く。お菓子の家にいるのも怖いお婆さんで、優しくしてヘンゼルを太らせて食べてしまおうと思っている。グレーテルの機転で二人は逃げ出す。森の中で会う魔女のイメージは、だいたいいつも同じですね。
木林文庫チャンネル「森の妖怪」 5:29 / 7:00