大きな木の家

わたしのピロスマニ

はらだたけひで 冨山房インターナショナル 2007年

はらだたけひで『大きな木の家 わたしのピロスマニ』
ピロスマニの画集と、ラベルに絵が使われたグルジアワイン

はらだたけひでさんは、ピロスマニをみんなに知らせることにずっと貢献してきた方です。岩波での映画公開などにも関わっていました。ピロスマニに捧げる詩に絵をつけた、素敵な本です。

ピロスマニというと、加藤登紀子さんの「百万本のバラ」を思い出します。原曲はリトアニアあたりの子守唄で、そこにロシアの詩人ヴォズネセンスキーが詩をつけた。グルジアにいた貧しい画家が、フランスの女優に恋をして、広場を薔薇で埋め尽くして捧げたという、悲しくて美しい詩です。ピロスマニはお金がなかったので、飲み屋や食べ物屋で自分の絵を描いて、お酒やパンをもらっていた放浪の画家でした。

木林文庫チャンネル「大きな木の本」 0:59 / 2:01