クヌルプ

ヘルマン・ヘッセ

松浦さんはヘッセが好きで、『クヌルプ』が好きだったから、この山小屋にクヌルプという名前を付けたんです。

『クヌルプ』は漂泊の人生です。読み返してみると、自由に生きているけれど定職を持たない。若い時はいいのですが、歳を取って体が動かなくなると、結局最後は野垂れ死に近い。とても悲惨と言ってもいい、哀しい最後です。小説全体もそうですが、最後が身に染みる。

木林文庫チャンネル「山で暮らす生き方」