今度は人間ではなく猿です。『サルが木から落ちる』というタイトルで、猿も木から落ちるのもじりかと思ったら、よく読んでみると、熱帯雨林の調査隊がある森に入っていくと、調査の途中で猿が木から何十匹も落ちて死んでしまう。全部の猿が落ちるわけではないのに、何匹も何十匹も落ちる。不思議に思った調査隊が調べてみると、猿たちは木の葉を食べているのですが、同じ木の葉を食べていても落ちない猿もいる。同じ枝から生えている葉でも、アルカロイドの成分が入っている葉を食べた猿は中毒になって落ち、入っていない葉なら大丈夫。猿には判断できないので、分からずに食べたものが落ちてしまう。そこからその葉が薬草として抽出され、アルカロイド系の薬品になるという話です。タイトルは少し刺激的ですが、分かってみると内容も面白い。
木林文庫チャンネル「木の上の物語(後編)」
