650年続いた仕掛けとは

安田登 新潮社 新潮新書

安田登『能 650年続いた仕掛けとは』新潮新書

『夢十夜』を、能楽師でワキをやる安田登さんが語るのを聞いたことがあります。彼が語ると本当に恐ろしくて、文字通り背筋が凍る。

安田さんと知り合ったのは、アッカド語——メソポタミアの楔形文字——の教室です。私はバビロニアの歴史に興味があって聞きに行き、彼は中国古代の甲骨文字を調べていました。その機会で知り合って、彼の能楽の、漱石を語る素晴らしさに触れたのはとてもラッキーでした。

木林文庫チャンネル「愛読書3選」