バラの文化誌

Rose

キャサリン・ホーウッド 駒木令訳 原書房 花と木の図書館

キャサリン・ホーウッド『バラの文化誌』駒木令訳 原書房
同・別カット

薔薇は古くから世界中で愛されてきました。ドイツのヒルデスハイムには「千年の薔薇」と言われる、カテドラルに咲いている薔薇があるそうです。千年の薔薇というとちょうど十一世紀くらい、その頃から現代まで咲いているはずなんですね。

絵になっている一番古い薔薇はクノッソス宮殿のフレスコ画だと言われているらしい。青いんですけどね、薔薇一輪の。物語としては、聖書にネブカドネザルの空中庭園があって、当然あれにも薔薇があって咲き誇っていたという話があります。

ロザリオの語源はローザで、薔薇園をローサリウムというんだそうです。なぜかというと、昔のロザリオは初めの頃は花だった。花弁を糸で繋いで腕輪にしていた。だからローサリウムから来てロザリオという。読んだことがあります。

薔薇と聖書、とくにマリアはかなり密接です。マリアが昇天する時に薔薇が咲き誇った。マリアの象徴はユリですが、亡くなった時は白い花が両方咲き誇ったという。

木林文庫チャンネル「薔薇の本(前編)」 2:07 / 2:21 / 3:18 / 3:45