第九軍団の鷲

ローズマリー・サトクリフ

ドルイドについては実はあまりよく分かっていないのですが、以前観た映画に『第九軍団の鷲』がありました。原作は少年少女向けの歴史小説を書いているローズマリー・サトクリフです。ローマ軍の五千人ほどの軍団が姿を消してしまうという史実があって、歴史書にも残っているけれど、どこへ行ったか見つからない。サトクリフはこれに物語を付けて、消えた軍団の軍団長だった息子が父の行方を探しに行く設定にしています。

その息子たちが新たな軍を率いてケルトの地に渡った時にぶつかるのが、現地のドルイドに率いられた軍です。ローマ軍から見るとドルイドは残酷な連中で、捕まえたローマ軍の捕虜を自分たちの軍の前に立てて、矢や槍を射られないようにしながら進軍してくる。それを指導するのがドルイドという設定で、とにかくタチが悪い描かれ方をしています。

木林文庫チャンネル「ケルトの木の戦い」 10:13 / 11:14