ガウェインと緑の騎士

編 J.R.R.トールキン

円卓の騎士でもう一人有名なのがガウェインで、アーサー王の甥にあたります。物語としては荒唐無稽ですが、『指輪物語』のトールキンがまとめている『ガウェインと緑の騎士』があります。

緑の騎士は、アーサー王の宮廷で騎士たちが酒盛りをしている時に突然現れます。全身が緑で、甲冑もマントも盾もすべて緑。「立派な騎士が揃っているようだが、誰か勇気を持って俺の首を落とす奴はいないか」と挑戦を叩きつけてくる。ただし、一年と一日したら、今度は俺の首を落とした奴の首を俺が落とす、と。皆が躊躇っている時にガウェインが首を叩き落としてしまうと、緑の騎士は転がった自分の首を拾って「一年後に待っているぞ」と言って立ち去るんです。

木林文庫チャンネル「ケルトの木の戦い」 16:26 / 16:51