葉室麟の小説は割と好きで、全部が時代小説です。名前のとおり生き様が凛としていて、流されない。藩の抗争に巻き込まれるという時代小説のパターンなのですが、その中でも自分を律してどちらにも流されない。この本の中で椿を「この世のものとも思えぬ美しさ」と書いています。私たちは椿をあまり良いと思って見ていないので、そうかな、と思ってしまうのですが、本当に美しく咲いていればそう感じるのかもしれません。今のように花の種類がない時代でもありますし。木林文庫チャンネル「ツバキの本」 6:29 / 6:50