オーウェルというと僕には『カタロニア讃歌』です。カタルーニャの戦線に義勇軍として参加して、喉を撃たれる。それでも奇跡的に助かる。
その話を読んだ時に思い出したのが曾祖父です。江戸末期の生まれで、西南戦争に従軍していたらしい。その時に西郷軍の銃弾で喉を撃たれた。でも貫通したんだそうです。祖父からその話を聞きました。剣の達人で、剣には自信があって、先頭に立って突っ込んだりしていたんじゃないでしょうか。それで撃たれて、でも喉で助かっている。オーウェルと一緒なんだ、と思ったことがあります。
木林文庫チャンネル「薔薇の本」 9:08 / 9:33