ゴーリキーはプリーシヴィンについて「あれはね、生活じゃない、聖者伝そのものなんだ」と言ったという。
晩年の、大戦前夜にまとめられた『森のしずく』は、彼の生涯の愛、永遠の女性との出会いを語る「フェツーリア」を併載した、遍歴する魂の、ロシアの自然への讃歌の集大成である。これは、ナチ収容所のロシア兵にひそかに回し読みされたのだという。
館長のコラム「ロシアの森① 自然詩人の豊かな日々」より
ミハイル・プリーシヴィン 太田正一訳 パピルス 1993年
ゴーリキーはプリーシヴィンについて「あれはね、生活じゃない、聖者伝そのものなんだ」と言ったという。
晩年の、大戦前夜にまとめられた『森のしずく』は、彼の生涯の愛、永遠の女性との出会いを語る「フェツーリア」を併載した、遍歴する魂の、ロシアの自然への讃歌の集大成である。これは、ナチ収容所のロシア兵にひそかに回し読みされたのだという。
館長のコラム「ロシアの森① 自然詩人の豊かな日々」より