桜守のはなし

佐野藤右衛門 講談社 2012

「残りの360日が桜にとってはたいせつなんです」と。『桜守のはなし』(佐野藤右衛門著)の穏やかな語り口に導かれて頁を繰ると、桜の見回りに同行している気持ちになる。小学生から花見酒好きまで幅広い年代に開かれた本で、5日間しか見ない桜のことがよくわかる。

桜の園Вишнёвый сад

チェーホフ 1904

平凡な人々の生活に潜む人生の綾を見つめたチェーホフは「ぼくは文学者にならなかったら、園芸家になっていた気がします」と手紙に書いているほど、自分の住む領地に、嬉々としてこまめに木を植えた人であったという。

その他の桜の本

  • A・ナネッティおじいちゃんの桜の木小峰書店 2002
  • あさのあつこ夜叉桜角川書店
  • こうの史代夕凪の街桜の国双葉社 2004
  • 瓜生卓造桜の湖東京新聞出版局 1980
  • 吉行あぐり梅桃が実るとき文園社 1985
  • 宮内婦貴子おさびし山のさくらの木あすなろ書房 1987
  • 宮部みゆき桜ほうさらPHP研究所 2013
  • 近田文弘桜の樹木学技術評論社 2016
  • 近藤ようこ桜の森の満開の下小学館 2009
  • 今井絵美子綺良のさくら角川春樹事務所 2015
  • 佐藤さくら作家願いの桜東京創元社 2020
  • 佐野藤右衛門桜のいのち庭のこころ草思社 1998
  • 彩瀬まる桜の下で待っている実業之日本社 2015
  • 細川呉港桜人伝説集広舎 2025
  • 篠田真由美桜闇講談社 1999
  • 宗方俊遃古木の桜はなにを見てきたか河出書房新社 2003
  • 出久根達郎桜奉行養徳社 2016
  • 小路幸也さくらの丘で祥伝社 2010
  • 松本路子東京桜100花淡交社 2015
  • 須賀しのぶまた、桜の国で祥伝社 2016
  • 清岡卓行桜の落葉毎日新聞社 1980
  • 千早茜桜の首飾り実業之日本社 2013
  • 早瀬詠一郎櫻 平家夜話PHP研究所 2004
  • 辻井喬西行桜岩波書店 2000
  • 辻原登花はさくら木朝日新聞社 2006
  • 渡辺淳一桜の樹の下で朝日新聞社 1989
  • 渡辺保千本桜東京書籍 1990
  • 島崎藤村桜の実の熟する時岩波書店 1969
  • 白幡洋三郎花見と桜PHP研究所 2000
  • 平岩弓枝ベトナムの桜毎日新聞出版 2015
  • 牧野和春桜の精神史牧野出版 1978
  • 牧野和春桜伝奇工作舎 1994
  • 夢の遊眠社贋作・桜の森の満開の下新潮社
  • 鈴木東海子桜まいり書肆山田 2015