木

木の戦い

木の戦い

タリエシン エクリ 2013

2013年にエクリから出版した本です。ウェールズ・ケルトの伝説の吟遊詩人タリエシンの詩で、六世紀頃、イギリスではアーサー王が活躍したと言われる年代のものです。アーサー王が亡くなったのが532年とか542年と言われていて、タリエシンは円卓の騎士には名前がありませんが、アーサー王に付き従ったと言われています。当時のケルトは文字を持たなかったとされるので、口承叙事詩です。

空と樹と

空と樹と

長田弘 エクリ 2007

エクリが出版を始めたのは二十年ほど前で、しばらくは木林文庫ということはありませんでした。何冊目かに、長田弘さんの詩と、樹だけを描いている日高理恵子さんという方の絵——この二人の作品を合わせると面白い本ができるのではないかというので作ったのが、『空と樹と』です。木にかかわる本の最初ですね。

樹と言葉

樹と言葉

著者不明 エクリ 2010

『空と樹と』を見たある編集者の方が、うちの最初の書棚も見て、高知の牧野富太郎植物園で樹の本と樹にかかわる言葉を展示しようという話を持ってきました。その時に、木にまつわる言葉だけを集めて作ったのが『樹と言葉』です。

ライラック

白い、白い日

白い、白い日

アルセーニイ・タルコフスキー エクリ 2011

うちがアルセーニイ・タルコフスキー詩集『白い、白い日』を出したすぐ後に朗読会をやりました。ロシア語で読んでもらって、日本語も達者なロシアルーツの方で、歌手だったから声が素晴らしく、リズム感もあって、読む力が抜群でした。三十分ほどずっとロシア語でタルコフスキーの詩を、いくつもいくつも読んでいただいた。

デーモン

デーモンДемон

ミハイル・レールモントフ エクリ

ヴルーベリの挿画による『デーモン』をエクリで出しました。ロシアへ行った時にヴルーベリの画集を買ってきて、『デーモン』を出すときはもちろんデーモンの絵なのですが、その前にとても惹かれたのがライラックの絵でした。一人の女性が座っていて、ライラックの花に囲まれている。

そのほか

ホフマニアーナ

アンドレイ・タルコフスキー エクリ

うちで出した『ホフマニアーナ』のアンドレイ・タルコフスキーは、父がアルセーニイ・タルコフスキーという詩人です。正式にはアンドレイ・アルセーニエヴィチ・タルコフスキー。ロシアの名前は、ファーストネームとファミリーネームの間に父称が入ります。

グランデール

グランデールGrain-d'aile

ポール・エリュアール

パリで見つけて自分で買った絵本が、エリュアールの「グランデール」です。当時それを手書きで翻訳して、お誕生日プレゼントですよ、と言って渡しました。45年前のことです。その本を、30年ぶりくらいにエクリから出版することになりました。

葦

葦

ミハイル・レールモントフ エクリ

レールモントフの小さな詩『葦』もうちで出しました。宇野亜喜良さんの絵で。不遇で亡くなったところに葦が生えて、それが葦笛となり、ある漁師が葦笛を作って吹いてみると、亡くなった女性の声で語り出す。呼び起こすということですね。

Robert Coutelas 1930–1985

Robert Coutelas 1930–1985

ロベール・クートラス エクリ

エクリの本は全部、次男の悠里がデザインしているんですが、このクートラスに関しては彼が特に思い入れがあって。フランスに行って作品を撮影していますし、彼を紹介してくれたのも悠里でした。

僕のご先祖さま

僕のご先祖さまMes Ancêtres

ロベール・クートラス エクリ

シャルトルの大聖堂で有名な、パリから一時間ほどのシャルトル市がやっている美術館で、クートラスの大きな個展がありました。「クートラスの世界」というタイトルだったかな。展示されている量というのはものすごくて。

僕の夜

僕の夜Mes Nuits

ロベール・クートラス エクリ

2010年にエクリで出版した『僕の夜』。これを描いたのがロベール・クートラスというフランスの画家です。

山の家 クヌルプ

山の家 クヌルプHütte Knulp

著者不明 エクリ 2017

『山の家 クヌルプ』の舞台になった霧ヶ峰のクヌルプ・ヒュッテに来ています。今は夜の八時過ぎですが、ストーブがないと寒くてしょうがない。

Coutelas Journal

Coutelas Journal

著者不明 エクリ

悠里が『Coutelas Journal』という本を、全作品集を作る前に作っています。クートラスを知らしめようと、いろんな方に寄稿していただきました。